獣医学教育病院公開セミナーの第3回が開催されました。
2018.10.19
講義では、獣医学教育病院 放射線科の久楽賢治 先生(獣医内科学Ⅰ助教)が、「小動物領域におけるCTとMRI検査」と題し、CT検査とMRI検査それぞれの特徴や違いについての説明に加え、これら画像検査によってどのように診断がなされるのかを詳細に解説してくださいました。また、講義の終盤には、多数の症例画像を示しながら、どのような場合にCTやMRIによる画像検査が推奨されるのかを疾患毎にお話しくださいました。
今回の内容は、CTおよびMRI設備をお持ちの先生方にとっては、日々の診療に活かしていただける内容であったと思いますし、また、これらの設備をお持ちでない先生方には、「どういう症例を紹介し、画像検査を依頼するべきか」ということを考えていただく機会になったのではないかと思います。症例の画像診断をご検討の際には、お気軽にご相談ください。
次回は2018年12月5日、行動治療ついてのセミナーと症例検討を予定しております。ぜひ、ご参加ください。なお、開催概要等については、今後ウェブサイトに掲載される情報をご確認ください。