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腎泌尿器分野

腎泌尿器科では、様々な腎泌尿器疾患(慢性腎臓病、糸球体疾患、尿路結石、尿路感染症、排尿障害など)の診断、治療、コンサルテーションを行なっています。また、閉塞性尿路疾患に対する外科手術(尿管結石の除去手術、腎臓膀胱バイパス手術(SUBシステム))や急性腎障害(急性腎不全)に対する血液透析や腹膜透析などの腎代替療法にも積極的に取り組んでいます。必要に応じて、腫瘍科、放射線科、行動治療科と連携して診療に取り組みますのでご安心してご紹介ください。

 血液透析

  •  当院は小動物用の血液透析装置と専用の血液透析室を備えています。動物で行われる血液透析も、ヒトで行われている血液透析と原理や方法に大きな差はありません。
     通常は、頸静脈にダブルルーメンのカテーテルを挿入して、血液を一旦体外へ取り出し、ダイアライザーを介して尿毒症物質の除去を行い体内へ血液を返します。ダイアライザーは”人工の腎臓”として機能し、体内へ貯留した老廃物や余分な水分などを透析液へ移行させることで取り除きます。ダブルルーメンカテーテルの挿入時に短時間の麻酔や鎮静が必要な場合がありますが、血液透析中には麻酔や鎮静は必要ありません。
     ヒトで行われているような、週に3~4回、数時間の透析療法を生涯続けることは現実的には難しいため、主に急激な腎機能低下に対する短期~中期的な治療法として行います。ただし、透析治療適応かどうかの見極めは難しく、基礎疾患として慢性腎臓病がある場合でも透析治療適応となる場合がありますので、迷われた際にはご相談ください。

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