獣医学教育病院の概要

2018年4月、岡山理科大学獣医学部の開設に伴い、獣医学教育に必須の施設として附属獣医学教育病院が設置されます。本大学附属獣医学教育病院は獣医学の教育・研究・診療の実践を通して社会に貢献できる獣医師の養成機関となります。高度・多様化する獣医療への要望に応じて伴侶動物と産業動物の診療を行うとともに、基礎研究から臨床への橋渡しを行うトランスレーショナル研究や、動物とヒトの健康を科学し、ヒト医学と獣医学の橋渡しを行う医獣連携獣医師などの多様な人材を養成できるよう体制を整えていく所存です。また近年の獣医療ではチーム獣医療が不可欠になってきています。そのため、獣医師養成のみならず、獣医療の発展に貢献する獣医関連専門家(ベテリナリー パラプロフェッショナル：VPP)の育成も行います。
また本大学附属獣医学教育病院は、施設や医療設備などの充実に努め、伴侶動物や産業動物に対する要望に応えられる最先端獣医療を提供し、四国における獣医臨床の地域拠点（COC、COE：Center of Community, Center of Excellence）としての役割も果たして行きたいと考えています。